眠る前、携帯電話を持つ自分の手指の皺を眺め、年取ったなあと感じるようになった。
どんどん、しわくちゃになっていく。
しかし内側の手相の相は良い感じになっていく。
いや、詳しく知らんけど。
そういうことにしとく。
で、今日が僕の誕生日、37歳になる。
37歳
かつて江戸時代に38歳で文筆業を興し始めた曲亭馬琴という作家がいた。
彼はその後、28年もの年月をかけて「南総里見八犬伝」を書き上げるのだが、それに着手したのは48歳の歳であった。
しかもその本の挿絵を担当したのが彼より7つ年上の葛飾北斎。北斎は読本の挿絵をこなしながら50歳頃になってようやく画風が安定し、代表作である「富嶽三十六景」を世に出すのは70歳を過ぎてから。90歳近くまで現役の絵師だったという。
と、いう話を37歳になる二日前に知った。
亀のように人生を生きている身としては、非常に希望ある大きな活路のような実話。
いつも刺激を与えてくれる方々へ感謝。
これからも面白いことやっていくつもりなので、みなさんよろしくお願いします!
21歳のぼんずへ
あれから16年も経ちましたが、どうやらあなたは大器晩成型のようです。
まだ正確には確定していませんが、そうでなければただの屑です。
人には恵まれています。大事にしましょう。
本人より
昔ライブなどでお見掛けしたものです。
里見八剣伝は仰る通り超長編なので
現代版は大幅に編集されていて、また
版元も複数あり、ということは挿絵も各々
違いますが、それぞれ味のある絵だなあ、
故にどのバージョン読もうかなあ、と
迷わせます。
何十年もかけて物語を書くていうのは
ちょっと狂気と思います。
本を読もと思います。
>桜島さん
ぼくも挑戦したいなあ読みたいなあと思ってます。古事記とか徒然草とか、原文で読みたいなあ読めるようにならなあかんなあとおもてます。それこそ何十年かかりそうです!